USBスタートアップ・ディスク

USBスタートアップ・ディスクが便利. これはUSBメモリをブータブルにする技術で,LiveCDよりも使い勝手が良い. 可搬性も高いし,動作もいちいちシークが入るLiveCDよりUSBブートディスクの方が早い. メモリ内の「作業領域」にデータを書き込むことも出来る. 更には,通常のUSBメモリとしても使うことが出来る.

最近のUbuntuであれば,任意のISOからUSBスタートアップ・ディスクを作成できる. どうもUSBメモリMBRブートローダを作成しているみたいだ.

ブータブルメディアという地味な分野ではあるが,素晴らしい進歩が実現されている.

VAIO Xを触ってきた

先日正式発表された「VAIO X」を銀座ソニービルで展示しているという話を聞き,秋晴れの天気にも誘われて,自転車を一漕ぎして見に行ってきた.以下,感想.

  • ボディ&デザインは最高にいい
    • 筐体の軽さ・薄さ・出来の良さは,写真でみる以上に実物の訴求力が大きい.
    • どのカラーバリエーションを選んでも落胆することは無いだろう.プレミアムカーボンは指紋が目立ちすぎるかもしれないが,指紋が目立ってもなおカッコいい.
  • パフォーマンスは悪くない
    • 動画再生支援機能のおかげでサンプルのHD動画を問題なく再生できるし,その状態でExcel 2007を一瞬で起動することもできた.
    • ストレージのボトルネックがSSDによって解消されているからか.
  • キーボードが悲しくなるほど酷い
    • キーストロークが短いのは仕方がない
    • 変則配置(特に,"." と "/" キーが小さい)のせいでタイピングしにくい.パームレストとキーボードの段差も,打ちにくさを助長している.VAIO Pよりも酷い.実用レベルではない
  • 液晶モニタは発色がよく,十分な大きさもあるため,作業しやすい

「余分はいらない、十分が欲しい」というコンセプトが表すほど無難なモデルではない. ビジネスに使うノートとしては,選べない.

Linuxのリモートデスクトップはどれが良い?

Linuxホストをリモートデスクトップで操作したい場合,選択肢は「VNC」「X」「FreeNX」の三つが存在する. それぞれ試してみた感じだと,FreeNXが(現時点では)一番良いようだ.

  • VNC : 画面描画が少しカクつく
  • X : Windowsで使えるフリーのXサーバが微妙.Xmingを試してみたが,不安定.
  • FreeNX : オープンでない点が少し気になるけど,性能も安定性も良い.

Upgrade Ubuntu (8.10 → 9.04)

ノートPCを4月にリリースされたUbuntu Jaunty Jackalope (9.04)にアップグレードした. めずらしく平穏無事に完了,その後なんの不具合も無い. リリースから少し間を開けたからかな?

アップグレードする度にディスクの残り容量が漸減していっている. そろそろ限界だろうか.