Upgrade Ubuntu from Gutsy (7.10) to Hardy (8.04)
ノートブックを Ubuntu Gutsy Gibbon (7.10) から Hardy Heron (8.04) にアップグレードした.
予定では今週の木曜日ぐらいにリリースされるはずだが,kernel 2.6.24に含まれるiwl3945
ドライバを使いたくて,待ちきれなかった.
今回のリリースは LTS だし,安定性が向上していれば嬉しい. βなのにデフォルトブラウザになったfirefox 3も気になる.
アップグレード自体は,Ubuntu Geekに従い,さっくり完了.
- sleepもhibernateも正常に動作する様子
- firefox3,起動はやい
- feisty -> gutsy の時は日本語周りの設定がおかしくなったが,今回はすんなり
- ipw3945 だと無線ヘッドホンと併用できなかったが,
iwl3945
だと平気に!
気に入らない点もチラホラ.
- gnome-terminal で「カーソルの点滅」が選択できないようになった
- 一応,「キーボードの設定」からGNOME上のキャロット点滅をグローバルに制御できるが・・・
- テキストボックスではキャロットを点滅させたいけど,ターミナルでは嫌なんだ!
gnome-power-manager
から明るさが設定できない- Simplify gnome-power-manager back light settings and make less intrusive か?
- 明示的に設定させるんじゃなく,GPM 動作中に行われた輝度設定を暗黙のデフォルトにする,ということ
- デフォルトにならない・・・・
gnome-terminal
がログイン時に起動してこなくなった..xsession-errors
に "gnome-terminal
の引数が不正だよ" 的なメッセージあり- セッションマネージャで修正
- ssh を使おうとしたら勝手に
ssh-ask-passphrase
っぽいのが立ち上がるように - NetworkManager は,可能性は感じるが今のところウザ過ぎる
- まだ固定IP環境を含むローミングに対応していないっぽいし,信用できないので remove
- 設定は
laptop-net
とwifi-radar
を併用
- X上で右下の「ろ」キーが効かない (コンソール上では効くのだが)
Xorg.conf
の ‘XkbLayout` がいつの間にか "jp,jp" になっていたのを "jp" に修正
メジャーアップグレードがこれほど安定して簡単に終わるのも,Ubuntuの素晴らしいところだ. 一方で,表向きは設定しやすいが裏で何をやっているのかわからない部分が増えつつあるのが気になる. 悪い意味で,Windows使ってるのと同じってことに...