無線ヘッドホンと無線LAN

無線ヘッドホン MHP-UW1 を買って,ケーブルレスの快適さに満足していたのも束の間, 自宅の無線LANと干渉する問題が見つかった. トランスミッターをUSBに差し込んでいると,無線LAN APとLinuxクライアントの通信が確立できない.


無線LANの利用周波数帯の変更

MHP-UW1は2.4GHz帯の無線を使っているため,802.11b/gとは干渉しやすい. どちらかの利用周波数帯をずらせば直るかもしれないので,利用チャンネルの変更や g → a への変更を試す. (無線LANのチャンネルについては 日系BP が役に立った)

  • 11g, Channel 6 → APは見えるが,接続できない
  • 11g, Channel 2 → 同上
  • 11g, Channel 10 → AP自体見えない
  • 11a, Channel 36 → APが見えるときは接続できるが,見えないときは何しても駄目

ということで,11g (2.4GHz) は全滅,11a (5.2GHz) はうまく繋がるようだが,一度再起動するとAP自体が見えなくなってしまう.

wpa_supplicant.confSSIDを積極的にスキャンするように

理由は不明だが,SSIDが検知できないのが問題らしい. よって当該のAPのSSIDを積極的にスキャンするように,Linuxクライアントの wpa_supplicant.conf を変えてみた.

network={
    ssid="hogehoge"
    scan_ssid=1
    .....

うまく動くようになった.


2.4GHz帯を利用している無線機器はやはり多いし,bluetoothも確か2.4GHz帯だ. ホームネットワークで利用する分にはgよりaのがいいのかもと思った.