公衆無線LANについて悩む

iPod touchを外でもネットに繋げられたらきっと嬉しいんだろうが,通信料が増えるのは嫌だし,それを払ったとしても満足できる可用性が得られるわけでもない. 無料サービスはやっぱりそれなりで,APの数も分布も頼りない. 悩む.


どのサービスがいいのか

FONは見かけのAP数が多いの反面,実質個人利用のものがあったり,住宅地のAPが多かったりで,本当に実用的に使えるのか怪しい. APを探して住宅街を彷徨ったり,いざ見つけても,誰かの住宅の玄関前だったりしそうだ. 初期投資1500円程度なら試して見てよい気がする.

毎月定額を払ってよいのなら,撤退がささやかれてはや一年ぐらいたつlivedoor wirelessやマクドナルドで使えるBBモバイルポイントがいいのかも. 月々500円ぐらいなら・・・,と思ってしまう. NTT系のHot Spot / Mzone / Mスポットは主要な駅を押さえているのが魅力だが,月々1500円はちょっと払えない.

貧乏人らしく,FON + FreeSpot + 野良APを頼りに街を巡り,無くて当然,見つかったら僥倖,といった使い方が落としどころかもしれない.

セキュリティについて

公衆無線LANサービスを使う場合,見知らぬ人間がたくさん参加している管理形態が不明瞭なネットワークに接続することになる. セキュリティはどのように確保されているのだろうか.

調べて見るに,どうも提供企業はこの状況に特別な対策を講じているわけでもなく,むしろセキュリティについては少々投げやりになっているようだ. WEPを使っているなんてのはざらで,LivedoorなどはMACアドレスで認証をかけたりもしている. すでに危険なんだから,穴が増えても別にいいだろう,という開き直りかもしれない. いっそWEPもやめればいいのに.

大袈裟ではなく,公衆無線LANを使うときは,常に情報は漏れ,通信は改竄され,攻撃にさらされている,ぐらいに思っておいたほうが無難なようだ. ホテルなどのネットワークに繋ぐときにはメールなども over TLS 非対応のサービスは使わないように してきたが.商用の無線LANサービスでも同じ対策が必要だろう.