5月4日,頭之宮四方神社と滝原宮

ゴールデンウィーク後半の5月4日,家族と三重県の頭之宮四方神社 (こうべのみやよもうじんじゃ) と皇大神宮・別宮の瀧原宮 (たきはらのみや) に行ってきた. 地名としては南紀っていうのかな?


頭之宮四方神社

唐子川を流れてきた唐橋中将光盛卿という方の髑髏を御神体として祀っている神社で,髑髏つながりで頭のこと全般にご利益があるとされる. 唐橋中将光盛卿は桓武天皇の後裔らしいが,Webで検索しても生前の様子はいまいち不明で,何故祀られているのかはわからない. 本当に川上から彼の髑髏が流れてきて託宣したのだろうか.

神社そのもののほかに,湧き水を「頭に効く水」として信仰の対象にしている. 頭が良くなるとかノイローゼに効くとか. この日も何組かが知恵の水を汲んでいた. 大学受験の時,両親がペットボトルに汲んできて毎日飲まされた記憶が甦る. 腹を壊さなかったのが救いだ.

頭之宮四方神社・入り口 頭之宮四方神社・境内 頭之宮四方神社・境内 頭之宮四方神社・知恵の水 頭之宮四方神社・唐子川

唐子川の流れがとても美しい. 境内で引いた御神籤は大吉だった.

滝原宮

皇大神宮ことお伊勢さんの別宮である滝原宮・瀧原竝宮にも参拝してきた. Wikipedia によると, 滝原宮が天照大御神御魂の和御魂,瀧原竝宮が荒御魂を祀っているらしい. 祭神は伊勢神宮の内宮と同じだが,滝原宮のほうが縁起が古いとのこと.

とても広い敷地に杉の森があり,川が流れている. 静かで薄暗く,冷ややかな境内. 清らかな小川も,日の光にすける素晴らしい緑の若紅葉も,小さな蛙も,とても美しい. 来て良かった.

滝原宮・若紅葉 滝原宮・小川 滝原宮・社殿 滝原宮・蛙

人のいない神社は,本当に好きだ.